
noteで綴った連載をまとめた自費出版エッセイ集です。
引越しを機に馴染みのある街を想い、身のまわりの友人を想い、そして自分の内側と会話をする。「なんかあったら、食べ物を送るから大丈夫」「スーパーという社会の繋がり」「料理をするときの孤独が私にはちょうどいい」など、著者の飾らない素直な日常が惜しげもなく綴られています。
■ブログでも紹介しています。
https://sarusuberi-to-taiyo.hatenablog.jp/entry/2023/05/04/102409
(目次から抜粋)
北の街で集めた真実
心地よいをかき集めるという言葉の強さ
いつだってあの頃の気持ちを、思い出しながら
人生に正解はないと言いながら、正解めいた魅せ方をする社会とか
しんどいことがあったら美味しいものを食べとけ、という話の内側
なんかあったら、食べ物を送るから大丈夫
西に想いを馳せて
獣の香水に惹かれるのは、自分がそうなりたいという説
仕事について
最後まで天邪鬼だけど、私はこの街が嫌いで、好きだった
西の街で思い出したこと
優しいと言われて落ち込んでいました
スーパーという社会の繋がり
13歳のハローワーク
700円のネットショッピングがアラームだったりする
こんな時代だから、嬉しいこと
料理をするときの孤独が私にはちょうどいい
風のように、また次へ
今を心地よく生きると、小さな私が喜ぶという循環
自分の癒し方がわからなくなったので
1人で生きることにあえて言及するなら
なんかわからないけど、流れが悪いときは
著者:小林ひかり
装画・挿絵:大久保澪
装丁:尾藤大喜
校正:前田稜汰
印刷・製本:藤原印刷株式会社