


人間は常に自然のただなかにいる。
そしてそのことをいつも忘れてしまう。
私はそれを全身で感じるために、旅に出ているのかもしれない。(本文より)
登山の専門出版社の編集者を経て、文筆家として活躍する著者の旅の随筆集第2弾。様々な国の旅の記憶や広がる思考を、読者が体感できるような、濃やかで静謐な文章で綴る。旅先はカナダやモロッコ、ネパール、チリなど。前作『旅の断片』は第5回斎藤茂太賞を受賞。
(出版社HPより)
著者:若菜晃子
発行:アノニマ・スタジオ
※ブログでも紹介しています
https://sarusuberi-to-taiyo.hatenablog.jp/entry/2022/02/21/194649