
これがスズキナオ流「生活史」
遠い場所への旅や、友達とのせわしない飲み会がまるで夢のよう。出歩けるのは近所ばかりだけど、ひとり海に行き、焚き火を見つめ、オンラインで友達とゆっくり話す。それでも元気でいれば、あと何回かぐらいは今日みたいな素晴らしい日がめぐってくるだろう。話題作『深夜高速バスに100回ぐらい乗ってわかったこと』(2019年)待望の続編。
(スタンド・ブックス)
【目次】
まえがき
第1章 元気でいれば、もう数回ぐらい今日みたいな素晴らしい日がめぐってくるだろう――近所
第2章 電車に乗った途端、さっきまで洋上にいたことがまるで嘘みたいに思える――旅
第3章 自分がいなかった場所のこと、自分がいなかった時間のことを、どうやったら今より身近に感じられるようになるんだろうか――調査
4章 誰かが私に何かを話して聞かせてくれたことのありがたさと、私がそれをどれだけ聞こうとしてもひとりの人の内面には遠く及ばないという寂しさ――人
あとがき
著者:スズキナオ
発行:スタンド・ブックス
※著者サイン付き